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『大乗荘厳経論』「無量の章」講読　付・サンスクリット校訂本の和訳と漢訳の書き出し文の対照テキスト

第ⅩⅤⅡ章「供養・師事・無量の章」の解読と解説

この本に関するお問い合わせ・感想

著者	内藤昭文著
出版社	永田文昌堂
ジャンル	経典・聖典（学術的）
出版年月日	2017/07/18
ISBN	9784816221569
判型・ページ数	A4・342ページ
定価	本体6,500円＋税
在庫	お取り寄せ

この本の内容

『大乗荘厳経論』は800数偈とその注釈とから成る瑜伽行唯識学派の重要な論書である。第ⅩⅤⅡ章には、悲とは何か、慈とは何かという点だけでなく、その慈悲の修習や、悲が大悲へと発展する内容など、慈悲に関連する問題が、他のどの論書よりも詳しく説かれている。本書では先行研究を踏まえつつ、大乗仏教の核心である智慧と慈悲の関係を講述していく。

はじがき

はじめに（序）

第1部　『大乗荘厳経論』の講読にあたって
　第1章　『大乗荘厳経論』と著者について
　第2章　『大乗荘厳経論』を講読する視点
　第3章　『大乗荘厳経論』における修習の階梯について
　第4章　『大乗荘厳経論』の構成・構造について
　第5章　「無住処涅槃」という視点
　
　第1部の註
　
　付録：『大乗荘厳経論』の構成と構造（図1-A）―参考図として―

第2部　『大乗荘厳経論』第ⅩⅤⅡ章の講読
　第1章　第ⅩⅤⅡ章の科段（シノプシス）について
　第2章　「［i］供養」と「［ii］師事」の講読に当たって
　第3章　「［i］供養」と「［ii］師事」の講読
　第4章　第ⅩⅤⅡ章の「［iii］無量」の講読に当たって
　第5章　「［iii］無量」前編第17-28偈の講読
　第6章　「［iii］無量」後編第29-65偈の講読に当たって
　第7章　「［iii］無量」後編第29-64偈の講読
　第8章　「無量」の説示のまとめ：第64-65偈
　第9章　第ⅩⅤⅡ章の供養と師事と無量の総括：第66偈
　
　第2部の註

第3部　購読用テキスト
　『大乗荘厳経論』第ⅩⅤⅡ章「供養・師事・無量[の考察]」の章
　　対照：サンスクリット校訂本の和訳と漢訳の書下し文
　
略号表
あとがき