親鸞聖人と山伏弁円と板敷山

著者 今井 雅晴
出版社 自照社出版
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2017/05/17
ISBN 9784865660364
判型・ページ数 A4・37ページ
定価 本体1,000円+税
在庫 品切れ・重版未定
山伏弁円は親鸞聖人を殺害しようとしたが、その後聖人に帰服し念仏行者となったと『親鸞伝絵』に記されている。江戸時代以降、弁円の悪人ぶりを強調して語られているが、本当に悪人なのだろうか。本書では弁円について歴史学・地理学的に解説するとともに、板敷山付近の親鸞聖人と弁円に関する伝説を紹介する。オールカラーで図版も多数収録。
はじめに

1 悪人の弁円
 (1)どんどん悪人にさせられた弁円
 (2)枕石の日野左衛門の例
2 弁円はどのような人であったか?
 (1)弁円ゆかりの寺々
 (2)弁円の経歴
3 山伏とは何か?
4 板敷山とはどのような山か?
 (1)板敷山をはさむ高い山々
 (2)板敷山恋瀬川
5 ためらいながら板敷山で待ち伏せる弁円
 (1)『親鸞伝絵』の記事と現代語訳
 (2)前もって親鸞聖人の様子や教えを調査しなかったかどうか
 (3)なぜ板敷山だったのか?
6 親鸞聖人に如来を観た弁円
 (1)『親鸞伝絵』の記事と現代語訳
 (2)親鸞聖人に如来を観た弁円
7 その後の弁円
 (1)熱心な念仏の行者となった弁円
 (2)弁円の没
8 板敷山の伝説
 (1)山伏弁円護摩壇跡
 (2)板敷山の南の伝説
 (3)大蛇を導く
 (4)凉光ヶ池
 (5)人喰橋
 (6)蛇塚(念仏塚)
 (7)追っかけ弁天
 (8)説法石と弁円
 (9)加波山と弁円

おわりに
あとがき

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