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中国仏教と生活禅

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著者	浄慧著井上浩一訳何燕生訳齋藤智寛訳佐々木聡訳土屋太祐訳西村玲訳
出版社	山喜房佛書林
ジャンル	各地域仏教 > 中国・朝鮮
出版年月日	2017/02/23
ISBN	9784796305778
判型・ページ数	A5・581ページ
定価	本体8,500円＋税
在庫	お取り寄せ

この本の内容

中国の仏教界で指導的な立場にある浄慧法師の著書『中国仏教与生活禅』の日本語訳。1980年代から90年代にかけて発表された学術論文やさまざまな機会での法話、スピーチを中心に収録。文革が終わり、仏教界に復帰した著者の最初の著書であり、著者浄慧師の初期の思想に触れられる一冊。

一、仏教の現代的意義
　一　真理と機縁にかなう現代仏教
　二　人類の自己完成を促進させる三つの回帰
　三　人間仏教は戒を師とする―太虚大師の人間仏教思想を学んで
　四　道徳建設における仏教の役割
　五　人間性を高め、仏性を回帰する

二、中国禅と生活禅
　一　試みに慧能思想の特色を論ず
　二　敦煌写本『壇経』は「最古」の『壇経』か？
　三　慧能得法偈の再検討
　四　『六祖壇経』と生活禅
　五　無門の門―禅堂講話
　六　趙州禅の特色
　七　無門関よもやま話

三、生活禅サマーキャンプと若者
　一　仏法・生活禅・サマーキャンプ
　二　大乗・小乗・生活禅―生活禅サマーキャンプでの講演
　三　第一回生活禅サマーキャンプ法座
　四　第八回生活禅サマーキャンプ開会式講話
　五　生活禅は大法門である
　六　生活禅、禅生活

四、禅修のあり方
　一　禅堂講話
　二　禅七講話
　三　禅意三題
　四　理悟と事修
　五　いかに話頭に参ずるか
　六　禅観十善
　七　禅修法座
　八　念仏と調五事

五、人間として如何に生きるか
　一　人生修養の四大選択
　二　生き方の六つの規準
　三　居士六法
　四　六自口訣
　五　在家の信徒が仏の教えを学ぶことについて
　六　国土の荘厳　衆生の浄化

六、戒律の現代的意義
　一　戒律を制定する十大意義
　二　僧団に溶け込む　僧団を立てる
　三　当代僧侶の職志

七、越境する生活禅
　一　フランス枢機大主教リュステイジェ氏との対話
　二　フランスの夏爾梅耶氏との対話
　三　「中国仏教文化展」の記者招待会のインタビュー
　四　読者からの問い―寺院のビジネス、素食、拝観料などの問題について
　五　日本茶道文化学会（茶の湯文化学会）会長倉沢行洋先生との対談〈適要〉
　六　問禅寮十四答

解説…何　燕生