白き蓮華のひらく刻

著者 森田 眞円
出版社 本願寺出版社
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2016/12/16
ISBN 9784894160439
判型・ページ数 B6・275ページ
定価 本体1,200円+税
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白き蓮華はインドの言葉で「分陀利華」といい、泥の中から芽吹き、高貴な花を咲かせる様子から、仏さまが人間世界の煩悩の泥の中から、あらゆる人々を救おうとされる慈悲のはたらきに喩えられます。 仏教精神に基づく宗教教育を実践する京都女子大学の仏教新聞「分陀利華」に掲載された、女子大生にむけてやさしく語られる、人生を支えてくれる仏教のお話。
はじめに

春風の刻
 やってきた男/三帰依/女坂の桜/終わりなき慈悲/父の言葉/花まつり/百一年目の春/沈黙を聞く/あっ、ゾウさんや/Sakura Sakura

新緑の刻
 向こうにあるもの/にない堂/新歓コンパ/王舎城の悲劇/善導大師の伝道/さようならば/スリッパの嘆き/くずめじの道/小判の教え/先生の書斎

朱夏の刻
 祇園の由来/シャボン玉とんだ♪/同窓生/母の願いと息子の涙/仏法領のもの/一行に遇ひて一行を修す/みおのつくし/松陰の菩提寺/国の根幹/聖人の煩悩

白秋の刻
 彼岸花/なごりをしくおもへども/賀茂川の秋/夕と口/応病与薬/まねてする/人の闇/自分の殻/もろうたいのち/二河白道の庭

玄冬の刻
 人生最後の日/代わるものあることなし/語り継がれる逸話/道徳念仏申さるべし/花の寒い冬/寄り添いの難しさ/落語のルーツはお坊さん/宝の山に入りて/芬陀利華のこころ

おわりに

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