龍樹『根本中頌』を読む

著者 桂 紹隆
五島 清隆
出版社 春秋社
ジャンル 経典・聖典(学術的)
出版年月日 2016/10/20
ISBN 9784393135884
判型・ページ数 4-6・414ページ
定価 本体3,400円+税
在庫 お取り寄せ
仏教の基本テキストである『中論』をインドのサンスクリット語原典から正確に完訳。本書は龍樹や仏教哲学に関心のある一般読者に向けて翻訳されており、学術的な注釈や教義的な解釈にとらわれずに、龍樹本来の空思想を読み解く。あわせて『中論』の著者である龍樹の伝記と中観派の歴史も掲載。仏教の心髄である空思想を原典から学べる意欲作。
まえがき(桂 紹隆)

龍樹『根本中頌』(ムーラ・マドゥヤマカ・カーリカー)翻訳編(桂 紹隆)
 翻訳への注記
 帰敬偈
 第一章 四縁の考察
 第二章 歩行行為の三時による考察
 第三章 十二処の考察
 第四章 五蘊の考察
 第五章 六界の考察
   ほか

龍樹『根本中頌』(ムーラ・マドゥヤマカ・カーリカー)解説編(五島清隆)
 第一章 龍樹(ナーガールジュナ)の思想
  一 『根本中頌』の構成
  二 龍樹の実在論批判
  三 帰敬偈―『根本中頌』作成の目的
  四 龍樹の仏陀観
  五 『根本中頌』の縁起と「相互依存の縁起」
 第二章 龍樹の著作
  一 『根本中頌』とその注釈書
  二 『根本中頌』の作者と龍樹文献群
  三 龍樹文献群の種類とその内容
  四 龍樹文献群の成立時期
 第三章 龍樹の生涯
  一 龍樹にまつわる様々な神話的伝承
  二 現代語訳『龍樹菩薩伝』
  三 『龍樹菩薩伝』やその他の中国文献にみられる龍樹の人物像
  四 中国資料が示す龍樹伝承とインド資料との関係
  五 多様な龍樹伝承と『根本中頌』の作者
  六 龍樹文献群の著者としての龍樹像
 注

解説編で引用、説明される偈頌一覧
参考文献

あとがき(五島清隆)

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