戦国と宗教 【岩波新書 新赤版1619】

著者 神田 千里
出版社 岩波書店
ジャンル 日本仏教 > 日本仏教総論
出版年月日 2016/09/21
ISBN 9784004316190
判型・ページ数 新書・206ページ
定価 本体820円+税
在庫 お取り寄せ
乱世の英雄達が入り乱れ、激しい戦争を繰り広げていた戦国時代。日々、不安定な世界のなかで激動にさらされていた人々は、心の安寧をどこに求めたのか? 大名たちの戦勝祈願、庶民たちの本願寺への篤い信仰、そして新しく日本に入ってきたキリスト教──こうした信仰の諸相を、「天道」という観念に注目しつつ読み解く。
はじめに

第一章 合戦と大名の信仰
 1 川中島合戦と宗教
 2 戦争の呪術・大名の信仰

第二章 一向一揆と「民衆」
 1 加賀一向一揆の実像
 2 石山合戦の実績
 3 共存の信仰世界
 4 本願寺教団と民衆

第三章 キリスト教との出逢い
 1 宣教の始まり
 2 宣教師のみた日本人の信仰
 3 織田信長とキリシタン

第四章 キリシタン大名の誕生
 1 大伴宗麟の改宗
 2 家中のキリシタン信仰

第五章 「天道」という思想
 1 「天道」という諸信仰
 2 統一政権の宗教政策
 3 秀吉の伴天連追放令

おわりに

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