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「禅の語録」導読【禅の語録20】

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著者	小川隆著
出版社	筑摩書房
ジャンル	日本仏教 > 禅宗系
出版年月日	2016/04/10
ISBN	9784480323200
判型・ページ数	A5・292ページ
定価	本体4,000円＋税
在庫	お取り寄せ

この本の内容

なんの予備知識も前提せず、いきなりどこかのページを開いて、体当たりで読んでみる。「禅の語録」には、そんな読み方もあってよい。だが、そのいっぽうで、ひろい見通しのもとに全体を系統的に通読してみたい、あるいは、何冊かを読んだ後、それらを相互に関係づけて理解してみたい、そのように思われる方もきっと少なくないであろう。最終巻は、そのような方々のために、「禅の語録」を読むための入門的な手引きを提供する。

凡例
はじめに

第一章　「禅」とは
　一、丹霞焼仏
　二、「仏」を焼いたのは誰の罪か？　
　三、牛頭の未だ四祖に見えざりし時
　四、神通妙用　運水搬柴
第二章　伝灯の系譜
　一、西天二十八祖
　二、東土六祖
　三、「南宋」の正統―南岳系と青原系
　四、一日作さざれば、一日食わず
　五、五家七宗
第三章　問答・公案・看話
　一、今夜は問話するを得ず―唐代の問答
　二、五祖法演の「鉄酸餡」
　三、圜悟の接化
　四、大慧の「看話」禅
　五、趙州無字
第四章　唐宋禅宗史略
　一、初期の禅宗
　二、唐代の禅
　三、宋代の禅
第五章　二十世紀の中国禅研究
　一、二十世紀前半の禅研究
　二、二十世紀後半の禅研究

注
索引