論理と歴史 東アジア仏教論理学の形成と展開

著者 師 茂樹
出版社 ナカニシヤ出版
ジャンル 日本仏教 > 日本仏教総論
出版年月日 2015/03/01
ISBN 9784779509292
判型・ページ数 A5・480ページ
定価 本体5,500円+税
在庫 品切れ・重版未定
玄奘が残したとされる論理式「唯識比量」を巡る、東アジア全域にわたり、時代を超えて展開された議論を丹念に読み解き、さらにはそこから浮かび上がる、「論理」と「歴史」の間の「共生」的関係を解き明かす。(ナカニシヤ出版HPより)
まえがき

第一章 序 論

  一 対象と方法

  二 周縁としての因明

  三 本書の構成

第二章 唯識比量の成立と新羅における批判

  一 問題の所在

  二 玄奘伝における唯識比量の問題

  三 基『因明入正理論疏』の唯識比量解釈

  四 新羅における唯識比量批判

  五 小 結

第三章 論理式の解釈と仏教史の構想
     ――バーヴィヴェーカの論理式をめぐって――

  一 問題の所在

  二 バーヴィヴェーカの伝承の変遷

  三 掌珍比量の東アジアにおける受容

  四 日本古代における掌珍比量研究

  五 東アジアにおける『大仏頂経』研究と掌珍比量

  六 小 結

第四章 繰り返される三転法輪
     ――東アジアにおける三時教判の展開――

  一 問題の所在

  二 基以前の三転法輪説

  三 唐・新羅における三時教判の展開

  四 日本古代における三時教判の展開

  五 徳一の三時教判に基づく法華経解釈

  六 小 結

第五章 空有の論争と仏性論争との接続

  一 問題の所在

  二 空有論争と大安寺

  三 相部律宗定賓の行状・思想とその日本への影響

  四 『日本霊異記』下巻第三八縁に見られる仏性論争

  五 小 結
         
      *

あとがき

文献一覧

事項索引

人名索引

関連書籍

SHOPPING ご注文

5,500円+税

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 文庫5周年特設サイト

  • 仏教書販売研究会

  • 歴史書懇話会

  • 浄土真宗の法話案内

  • bookcover

  • mokoroku

  • detabase

  • バーゲンブック

  • 仏教のすすめ

  • Kinoden

  • Maruzen eBook Library

  • 寺院コム