妙好人とシュタイナー

著者 塚田 幸三
出版社 大法輪閣
ジャンル 日本仏教 > 浄土宗系
出版年月日 2014/11/01
ISBN 9784804613673
判型・ページ数 B6・251ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 お取り寄せ
宗にみられる深い信心を得た篤信者・妙奸人。宗教・哲学、芸術といった分野で精神活動を実践したシュタイナー…二者の思想を、縦横に読み解く新鮮な入門書。(大法輪閣HPより)
まえがき
序 章 妙好人の重要性
1 浄土真宗と妙好人
2 妙好人とシュタイナー
3 時代性
4 大拙とシュタイナー
5 親鸞の仏教における妙好人の系統
6 妙好人の現代性

第一章 なんともない
1 自己を開く
2 安心のありか
3 良寛の境位
4 尊ぶ
5 煩悩

第二章 才市や
1 呼びかけるもの
2 あなたとわたし
3 修行の深まり
4 古来の道
5 悟りの諸相

第三章 なんとなく
1 「なんとなく」と輪廻
2 新しい輪廻観
3 「なんとなく」の意識化

第四章 今が臨終
1 臨終を迎えるのは誰か
2 臨終と奇瑞
3 身体の謎と重要性
4 「今が臨終」と輪廻
5 シュタイナーの輪廻論
6 煩悩の意味

第五章 衆生済度
1 単数としての衆生
2 シュタイナーの立場
3 シュタイナーの衆生済度―社会問題への取り組み

第六章 因果道理と輪廻
1 大拙の解釈とその問題点
2 シュタイナーの霊性的統一的カルマ論
3 道元の積極的な因果・輪廻観
4 カルマとバイオグラフィー・ワーク

第七章 行法としての念仏
1 現代における行の意味と特徴
2 シュタイナーの行法―秘儀参入の諸段階
3 霊的認識の獲得―霊的器官の開発
4 第三の意識状態
5 さまざまな行

あとがき
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