話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
「尊厳死」に尊厳はあるか 【岩波新書 新赤版1092】
ある呼吸器外し事件から
2006年3月、富山県の射水市民病院で入院中の末期患者七人の人工呼吸器が取り外され、死亡していたことが明らかになった。実際にはいかなる事態が起きたのか?その後つづいた「尊厳死法制化」をめぐる政府・医療界・メディア等の動きも踏まえ、今、日本の終末期医療に真に求められていることは何かを渾身で問いかける。(前書より)
はじめに
第Ⅰ章 「尊厳死」に尊厳はあるか―「射水市民病院・人工呼吸器取り外し事件」から―
第一節 事件の発覚
第二節 七人の患者が死を迎えるまで
第三節 患者の尊厳を世に問うのなら
第四節 覚悟が定まったとき
第五節 改革への模索
第Ⅱ章 終末期医療のこれから―今、真に求められているもの―
第一節 尊厳死法制化への動き
第二節 「いのちの線引き」への医療界の底流
第三節 「尊厳死」問題と私
あとがき
【資料】
終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン
終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン解説編
臨死状態における延命措置の中止に関する法律案要綱(案)
終末期医療の基本方針・射水市民病院
第Ⅰ章 「尊厳死」に尊厳はあるか―「射水市民病院・人工呼吸器取り外し事件」から―
第一節 事件の発覚
第二節 七人の患者が死を迎えるまで
第三節 患者の尊厳を世に問うのなら
第四節 覚悟が定まったとき
第五節 改革への模索
第Ⅱ章 終末期医療のこれから―今、真に求められているもの―
第一節 尊厳死法制化への動き
第二節 「いのちの線引き」への医療界の底流
第三節 「尊厳死」問題と私
あとがき
【資料】
終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン
終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン解説編
臨死状態における延命措置の中止に関する法律案要綱(案)
終末期医療の基本方針・射水市民病院