中世日本の予言書 【岩波新書 新赤版1061】

<未来記>を読む

著者 小峯 和明
出版社 岩波書店
ジャンル 文学・随筆
シリーズ 岩波新書 新赤版
出版年月日 2007/01/19
ISBN 9784004310617
判型・ページ数 新書・232ページ
定価 本体740円+税
在庫 お取り寄せ
空から飛来する猿、牛腸を喰らう黒鼠。こうした奇怪なイメージに満ちた予言の書は<未来記>と呼ばれ、とりわけ中世に数多く出現して、人々の心をとらえて離さなかった。その一つ『野馬台詩』と、さらに聖徳太子の名を冠した一群の<未来記>を読み解き、それらが実は「もう一つの歴史叙述」にほかならないことを明らかにする。(前書より)
序 未来記という名の予言書
Ⅰ 去りゆく神仏、談合する神仏
 1 去りゆく神仏
 2 神仏・怨霊の談合
Ⅱ 発掘される未来記―捏造と発見のドラマ
 1 未来記の「作者」たち
 2 発見される未来記
Ⅲ 未来から歴史を読む
 1 蜘蛛の糸をつたって
 2 牛腸を食う黒鼠とは
 3 空飛ぶ猿の隠喩
Ⅳ 未来記に憑かれた人々
 1 未来記にとりつかれた人々
 2 南北朝の内乱と未来記
 3 応仁の乱を読む人々
Ⅴ 生きている未来記
 1 近世の未来記―中世からの転換
 2 近代の未来記―〈世紀〉という史観

あとがき
主要参考文献

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