種田山頭火 【ミネルヴァ日本評伝選】

うしろすがたのしぐれてゆくか

著者 村上 護
出版社 ミネルヴァ書房
ジャンル 文学・随筆
シリーズ ミネルヴァ日本評伝選
出版年月日 2006/09/10
ISBN 9784623047208
判型・ページ数 B5変・489ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 お取り寄せ
生涯を漂泊行乞に生きた俳人山頭火の生涯、内面にも迫る。 破天荒な一俳人の澄んだ声は、いまなお、われわれの心を揺り動かす。
まえがき
種田家家系図
行乞足跡地図

第一章 家族の肖像
 1 事実は一つ
 2 種田家のこと
 3 少年時
 4 東京寄留
 5 家業と結婚
第二章 分散流離
 1 挫折と文学
 2 烟霞の癖
 3 俳縁波紋
 4 離郷・熊本
 5 旅宿の東京
 6 天災人災
第三章 世捨て逡巡
 1 機縁
 2 堂守
 3 捨身懸命
 4 捨て難き情
 5 父と子
第四章 自照の過客
 1 行乞記
 2 同宿の世間師たち
 3 三八九居
 4 再びの行乞記
 5 奮闘の結庵計画
第五章 草庵と旅
 1 其中庵
 2 隠遁の矛盾
 3 道中記
 4 銃後の俳句
 5 風来居
第六章 念願二つ
 1 ひよいと四国へ
 2 遍路行
 3 終の住処
 4 ころり往生

参考文献
あとがき
種田山頭火略年譜
人名索引

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