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空海　民衆と共に

信仰と労働・技術

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著者	河原宏著
出版社	人文書院
ジャンル	日本仏教 > 真言宗系（密教含む）
出版年月日	2004/06/01
ISBN	9784409410769
判型・ページ数	B6・223ページ
定価	本体2,200円＋税
在庫	お取り寄せ

この本の内容

わが国の最高の宗教者・空海。橋・道・塔の建設等に積極的に取り組んだエンジニアでもあり、ユニバーサル国家を目指して衆生済度、万人の利福が現代の科学技術社会にいかに関われるか。空海論の労作。（エンジニア空海　史上稀な全人―ユニヴァーサルマンの事跡を通して宗教と科学、テクノロジー社会の未来を洞察する！）

第Ⅰ編　役行者　　-｢仏国土｣への夢と挫折
　一　｢亡命｣に始まる
　二　岩橋伝説の深層
　三　岩橋伝説の出発　　ほか
第Ⅱ編　行基の｢道｣　　-｢知識｣による諸事業
　一　伝道と同行
　二　福田思想と菩薩行
　三　行基の先人、道昭、道慈のこと　　　ほか
第Ⅲ編　空海　民衆と共に
　第一章　空と海の曼陀羅
　　一　大滝嶽と室戸岬　　-修行の二元的構成
　　二　高野山・金剛峯寺と京都・東寺
　第二章　空海と民衆
　　一　神泉苑の雨乞い　　　　　　　　　ほか