インド仏教の歴史 【講談社学術文庫】

「覚り」と「空」

著者 竹村 牧男
出版社 講談社
ジャンル 各地域仏教 > インド・チベット
シリーズ 講談社学術文庫
出版年月日 2004/02/01
ISBN 9784061596382
判型・ページ数 文庫・301ページ
定価 本体1,000円+税
在庫 お取り寄せ
2400年前のインドでブッダは何を覚ったか。教団分裂の中で精緻に編纂されたアビダルマ哲学。やがて大乗仏教が勃興し、中観・唯識により空の理論が体系化される。インド亜大陸を満たし、巨大なアジアの宗教ともなった仏教の流れを、真実のいのちへの「覚り」と一切の「空」というキー・タームのもとに展望する。本書は1992年1月刊行の講談社現代新書『「覚り」と「空」』を底本とした。
第一章 仏教の原点 -ゴータマ・シッダッタの目覚め-
第二章 部派仏教の展開 -アビダルマの迷宮-
第三章 大乗仏教の出現 -仏教の宗教改革-
第四章 空の論理 -中観派の哲学-
第五章 唯識の体系 -瑜伽行派の哲学-   
第六章 その後の仏教 -「空」の思想の行方-

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