話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
山の霊力 【講談社選書メチエ261】
日本人の「いのち」の源は山にある。縄文以来、この列島の住人は山の霊力を崇め、山に育まれて生きてきた。大和の神奈備山から山岳信仰の霊場まで、全国の名山、霊山をめぐり、世界でも類を見ない日本人のユニークな宗教観の秘密を解明。著者は、1950年京都市生まれ。ペンシルヴェニア大学中東・アジア学部で博士号取得。国立シンガポール大学日本研究学科準教授等を経て、現在、東京外国語大学教授。著書に「文明の衝突を生きる」「エロスの国・熊野」(法蔵館)など。
第1章 その昔、山は動物であった
第2章 オロチの棲む山
第3章 神の坐す山
第4章 験を修める山
第5章 魂が蘇る山
第6章 人と山とのバイラテラリズム
第2章 オロチの棲む山
第3章 神の坐す山
第4章 験を修める山
第5章 魂が蘇る山
第6章 人と山とのバイラテラリズム