新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
岩波講座 天皇と王権を考える4 宗教と権威
王権に正統性を付与するものとしての神話体系やイデオロギー。それらはいかなる構造で、機能しているのか。宗教などの権威との結びつきを介し、王権がどのように受容され、その過程でどのような葛藤や対抗が形づくられていくのか。思想史・宗教史・人類学などの多様な視角から、権威と権力の重層的な関係の解明を試みる。
序論
Ⅰ 正当性神話の構造
古代神話のイデオロギー構成
顕密仏教と王権
天道・革命・隠逸―朱子学的王権をめぐって
戦国期一向宗の地平)
Ⅱ 権威と権力の対抗
聖なる皇帝と異端―ビザンツ
徳川将軍権力と宗教―王権神話の創出
教会権力と国家権力―神聖ローマ帝国
民衆宗教のコスモロジーと王権観
Ⅲ 王権とイデオロギー編成
近代天皇制イデオロギーの思想過程―徳川思想および平田篤胤像の転回を中心に
国家神道とメシアニズム―「天皇の神格化」からみた大本教
王のカリスマ性
Ⅰ 正当性神話の構造
古代神話のイデオロギー構成
顕密仏教と王権
天道・革命・隠逸―朱子学的王権をめぐって
戦国期一向宗の地平)
Ⅱ 権威と権力の対抗
聖なる皇帝と異端―ビザンツ
徳川将軍権力と宗教―王権神話の創出
教会権力と国家権力―神聖ローマ帝国
民衆宗教のコスモロジーと王権観
Ⅲ 王権とイデオロギー編成
近代天皇制イデオロギーの思想過程―徳川思想および平田篤胤像の転回を中心に
国家神道とメシアニズム―「天皇の神格化」からみた大本教
王のカリスマ性