仏教-言葉の思想史

著者 末木 文美士
出版社 岩波書店
ジャンル 入門・お経・実用 > 仏教入門、教養、法話
出版年月日 1996/07/04
ISBN 9784000028639
判型・ページ数 A5・316ページ
定価 本体6,500円+税
在庫 お取り寄せ
仏教思想は日本文化の中核をなしつつ、他者として在るという二義性を持つ。この観点から、日本仏教で重視される用語や概念をインド・中国にさかのぼって精細に検証し、受容と変遷の様態を明らかにすることによって翻訳文化としての仏教思想の核心を衝き、仏教が文化と社会を批判する原理となりうることを鋭く説く。
序章 仏教翻訳文化論
第一章 因果応報
第二章 一乗
第三章 一念
第四章 自然
  第一節 「自然」の系譜
  第二節 『大阿弥陀経』における「自然」
  第三節 漢訳般若経典における「自然」
第五章 即非
第六章 即心是仏
  第一節 即心是仏
  第二節 『般若三昧経』
第七章 仏性
結章 アジアの中の日本仏教

初出一覧
あとがき
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