話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
親鸞 【岩波新書 青版853】
末法といわれる時代に叡山を下りて大衆の中に入り、血のにじむような体験をのりこえて新しい仏教理論をうちたてた親鸞。その思想と社会的実践の現代的意味を問いつづけてきた著者は、『教行信証』を徹底的に読み切ることによって親鸞の思想構築の現場に肉迫し、さらに現代に生きる仏教のあるべき姿を追求しようとする。(前書より)
はじめに
1 釈尊から親鸞へ
2 津田左右吉の批判
3 末世
4 『教行信証』の構造
5 ダルマ(法)
6 日本の浄土教
7 『教行信証』のたたかい
8 農民(生産者)のなかへ
9 『教行信証』の〈完成〉
10 信巻の思想構造
11 愚禿
12 証(あかし)
13 〈絶対〉と〈平等〉
14 時代へのかかわり
15 仏教と現代
あとがき
1 釈尊から親鸞へ
2 津田左右吉の批判
3 末世
4 『教行信証』の構造
5 ダルマ(法)
6 日本の浄土教
7 『教行信証』のたたかい
8 農民(生産者)のなかへ
9 『教行信証』の〈完成〉
10 信巻の思想構造
11 愚禿
12 証(あかし)
13 〈絶対〉と〈平等〉
14 時代へのかかわり
15 仏教と現代
あとがき