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日本的霊性【岩波文庫　青323-1】

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著者	鈴木大拙著
出版社	岩波書店
ジャンル	哲学・思想 > 仏教哲学・思想
シリーズ	岩波文庫　青
出版年月日	1972/10/16
ISBN	9784003332313
判型・ページ数	文庫・286ページ
定価	本体780円＋税
在庫	お取り寄せ

この本の内容

現代仏教学の頂点をなす著作であり、著者が到達した境地が遺憾なくしめされる。日本人の真の宗教意識、日本的霊性は、鎌倉時代に禅と浄土慶思想によって初めて明白に顕現し、その霊性的自覚が現在に及ぶと述べる。著者は、日本の仏教徒には仏教という文化財を世界に伝える使命があると考え本書はその一環として書かれた。（前書より）

緒言
　一　日本的霊性につきて
第一篇　鎌倉時代と日本的霊性
　一　情性的生活
　二　日本的霊性の自覚－鎌倉時代
第二篇　日本的霊性の顕現
　一　日本的霊性の胎動と仏教
　二　霊性
　三　日本的霊性の主体性
第三篇　法然上人と念仏称名
　一　平家の没落
　二　浄土系思想の様相
　三　念仏と「文盲」
　四　念仏称名
第四篇　妙好人
　一　赤尾の道宗
　二　浅原才市

解説　（篠田英雄）
索引