法蔵館文庫創刊5周年フェアの御案内 - 2024.11.14
宮沢賢治詩集 【岩波文庫 緑27760】
野や山を友とする自然体験、法華経に傾倒した宗教体験、貧しい東北農民を眼前にみる社会体験の三位一体の上に、発想・表現される宮沢賢治(1896-1933)独特の魅力に満ちた詩群から146篇を収録。一瞬一瞬心に映るものの中に万象の永遠の姿をみるという賢治世界は、今日ますますその不思議な輝きを増し、読者をとらえてはなさない。(前書より)
春と修羅 一
序/屈折率/くらかけ山の雪/丘の眩惑/ぬすびと/春と修羅/有明/雲の信號/ ほか
春と修羅 二
空明と傷痍/五輪峠/晴天恣意/早春獨白/休息/烏/海蝕臺地/有明/浮世繪/ ほか
春と修羅 三
岩手輕便鐵道の一月/氷質の冗談/昇羃銀盤/作品第四〇九番ノ一/未來圏からの影/ ほか
春と修羅 四
阿耨達池幻想曲/花鳥圖譜 雀/若き耕地課技手のIrisに對するレシタティブ/毘沙門天の寶庫/ ほか
東京
浮世繪/丸善階上喫煙室小景
文語詩稿
岩手病院/(川しろじろとまじわりて)/上流/家/(林の中の柴小屋に)/雪の宿/(萌黄いろなるその頸を)/ ほか
肺炎詩篇
(いまわたくしの胸は)/(その恐ろしい黑雲が)/夜/病相/眼にて言ふ/(手は熱く足はなゆれど)
手帳より
十月廿日(この夜半おどろきさめ)/十一月三日(雨ニモマケズ)
歌曲
牧歌
註
解説 ― 谷川徹三
序/屈折率/くらかけ山の雪/丘の眩惑/ぬすびと/春と修羅/有明/雲の信號/ ほか
春と修羅 二
空明と傷痍/五輪峠/晴天恣意/早春獨白/休息/烏/海蝕臺地/有明/浮世繪/ ほか
春と修羅 三
岩手輕便鐵道の一月/氷質の冗談/昇羃銀盤/作品第四〇九番ノ一/未來圏からの影/ ほか
春と修羅 四
阿耨達池幻想曲/花鳥圖譜 雀/若き耕地課技手のIrisに對するレシタティブ/毘沙門天の寶庫/ ほか
東京
浮世繪/丸善階上喫煙室小景
文語詩稿
岩手病院/(川しろじろとまじわりて)/上流/家/(林の中の柴小屋に)/雪の宿/(萌黄いろなるその頸を)/ ほか
肺炎詩篇
(いまわたくしの胸は)/(その恐ろしい黑雲が)/夜/病相/眼にて言ふ/(手は熱く足はなゆれど)
手帳より
十月廿日(この夜半おどろきさめ)/十一月三日(雨ニモマケズ)
歌曲
牧歌
註
解説 ― 谷川徹三