寺檀紛争!お寺は誰のもの

現代寺院のあり方を問う住職後継争いの記録

著者 小笠原 孝祐
出版社 現代書林
ジャンル 文学・随筆
出版年月日 2020/04/15
ISBN 9784774517988
判型・ページ数 4-6・191ページ
定価 本体1,300円+税
在庫 絶版
著者は岩手県盛岡市で眼科を開業する医師。 先祖代々の墓がある菩提寺で、住職の座をめぐる後継者争いが起きます。 その渦中、93歳の生涯を閉じた母親の葬儀を 寺の本堂で執り行いたい旨を申し入れたところ、 本堂での葬儀を拒絶されてしまいます。 これがきっかけとなり著者は、 お寺と門徒の関係、宗教のあるべき姿、 住職の資質などを考えるようになりました。 本書では、著者が経験したことを通じて考察することになった、 寺院の近代化や門徒の権利といった問題について述べています。
第1章 私が寺の内紛と関わるようになった理由
第2章 住職後継者をめぐる争いは、なぜ起きたのか
第3章 今この時代において、信仰とはどうあるべきなのか
第4章 世襲制がもたらしかねない、資質なき住職の誕生
第5章 現代の寺院にとって、門徒の権利はどうあるべきなのか
特別寄稿「候補衆徒吉田明様との思い出」(白崎英旦)

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