新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
アジールと国家 【筑摩選書185】
中世日本の政治と宗教
世俗の権力の及ばない避難所、聖なる別天地としてのアジールは、人々を魅了し歴史の中で大きな役割を果たしてきた。 比叡山、高野山、東大寺などは、個人支配者を持たないまま、国家権力と鋭く対峙する存在であった。 また、天皇を超える権威を仏神に認めた彼らは、時には内裏にまで押し入って自らの要求を押し通した。 寺社勢力を中心に無名の大衆の実力を探る。 日本中世を舞台に、アジールの在り方と意義、盛衰を跡付ける一冊。
序章 日本中世のアジール
第1部 概念
第1章 アジールとは何か
第2章 魔術と迷信の中世
第3章 日本アジールの特質
第2部 日本アジールの通史
第4章 アジールの成立
第5章 アジールのルール
第6章 退化するアジール
第3部 アジールの諸問題
第7章 アジール・境内都市・歴史
終章 アジールと国家
第1部 概念
第1章 アジールとは何か
第2章 魔術と迷信の中世
第3章 日本アジールの特質
第2部 日本アジールの通史
第4章 アジールの成立
第5章 アジールのルール
第6章 退化するアジール
第3部 アジールの諸問題
第7章 アジール・境内都市・歴史
終章 アジールと国家