重版情報(2020年4月~) - 2024.05.17
信心の書『歎異抄』講座
自己をみつめ、弥陀の本願に出遇う
悪へと傾く心を欠けることなく具(そな)えている「悪人」とは、他ならぬ自分自身であると深く頷く<信>が生じるその時、現在を生ききる<救い>が成就する。
「よきひと」との出遇(であ)いが開く、親鸞・浄土真宗における信の内実を解き明かす!
第一講 いま、なぜ『歎異抄』なのか
第二講 『歎異抄』の基礎知識
第三講 『歎異抄』の内容─各条の要約(前編)
第四講 『歎異抄』の内容─各条の要約(後編)
第五講 『歎異抄』に見られる親鸞の信仰と救い
第六講 『歎異抄』と悪人正機
第七講 『歎異抄』と「他力」の教え
第八講 追善供養と念仏
第九講 「無碍の一道」とは何か
第十講 『歎異抄』に見える親鸞の人間的魅力
第十一講 『歎異抄』はカルト宗教を否定する
第十二講 声に出して読みたい『歎異抄』の名言(一)
第十三講 声に出して読みたい『歎異抄』の名言(二)
第十四講 声に出して読みたい『歎異抄』の名言(三)
第十五講 声に出して読みたい『歎異抄』の名言(四)
第十六講 清沢満之と『歎異抄』
第十七講 近角常観と暁烏敏の『歎異抄』観
第十八講 金子大栄と曽我量深の『歎異抄』観
最終講 現代人と『歎異抄』