話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
生きる
著者 | 三橋 尚伸 講述 |
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出版社 | 多摩親鸞講座事務局 |
ジャンル | 日本仏教 > 真宗系 |
シリーズ | 仏教学入門 多摩親鸞講座 |
出版年月日 | 2018/12/01 |
判型・ページ数 | A5・195ページ |
定価 | 本体1,091円+税 |
在庫 | 在庫あり |
首都圏で開催している「多摩親鸞講座」の講録シリーズ。
この冊子は、2018年3月から6月にかけ、「生きる」をメインテーマに、毎回異なるサブテーマを挙げて、計四回にわたり大谷派僧侶、産業カウンセラーの三橋尚伸氏にお話をいただいた講義録。
三橋氏は仏教とカウンセリングの融合を通じ、人間が本来もっている成長力が復活出来るよう援助したいということを願い、各地の講座や研修会等で話されています。
現代は生きづらさを抱えて生きている人の多い時代です。
自殺者が未だ2万人を超える一方、医療の発展により平均寿命は右肩上がりで死ねない時代でもあります。
「あなたは、人間に生まれたことを喜んでいますか?」という問いに皆さんはどのように答えられますか。
本書は、講師からの生きていく身とは何かを、忙しい社会の中で未来ばかりをみている私たちに、きちんと立ち止まって「今、ここに生きている私」に眼を向け、生れたこと、病気等に出遭う事、死ぬことを仏教と心理の視点から紐解いています。
第二講 死ねない時代を生きる
第三講 蓮の華のように生きる ~私の国土を生きる~
第四講 あるがままに生きる ~束縛から自由になる~