世俗の彼方のスピリチュアリティ

フランスのムスリム哲学者との対話

著者 伊達 聖伸
アブデヌール・ビダール
出版社 東京大学出版会
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
出版年月日 2021/12/17
ISBN 9784130104173
判型・ページ数 4-6・275ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり
宗教と世俗、西洋とイスラーム、ナショナリズムや格差……。
様々な対立を連帯へ組み替え、危機の時代に立ち向かうために何が必要か。
宗派や国籍に囚われない人間の精神性(スピリチュアリティ)に着目し、日仏の知見を織り合わせ、理解の地平を広げるための対話。
まえがき(ビダール/翻訳:伊達聖伸)
イスラーム世界への公開書簡(ビダール/翻訳:伊達聖伸)

第Ⅰ部 他者をつなぐ開かれた想像力
 序 対話の扉を開く――イスラーム、フランス、日本(鵜飼 哲)
 第1章 「イスラーム世界への公開書簡」をめぐって
     ――イスラームを蝕む悪の根を突き止めるための呼びかけ(ビダール/翻訳:中村拓人)
 第2章 イスラームの世俗化の起源と現代の時代相――日本の視点から(中田 考)
 第3章 宗教からの脱出、世俗からの脱出(ビダール&伊達聖伸)

第II部 危機の時代のスピリチュアリティ
 序 スピリチュアリティを新たに活かす(鶴岡賀雄)
 第1章 神の死後のスピリチュアリティの行方
     ――ムハンマド・イクバールから見たイスラームと西洋の危機(ビダール/翻訳:白尾安紗美)
 第2章 鈴木大拙の「霊性」――2つの危機の時代を通して(安藤礼二)
 第3章 キリスト教の破砕/燦めき――現代カトリックの危機とミシェル・ド・セルトー(渡辺 優)
 終章 現在進行形の危機と向き合う(伊達聖伸)

あとがき(伊達聖伸)

SHOPPING ご注文

3,800円+税

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 文庫5周年特設サイト

  • 仏教書販売研究会

  • 歴史書懇話会

  • 浄土真宗の法話案内

  • bookcover

  • mokoroku

  • detabase

  • バーゲンブック

  • 仏教のすすめ

  • Kinoden

  • Maruzen eBook Library

  • 寺院コム