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貞慶撰『唯識論尋思鈔』の研究 「別要」教理篇・上【龍谷大学仏教文化研究叢書43】

解脱房貞慶の代表作『尋思別要』の論議テーマ七十余条のうち二十九条について翻刻・訓読・語註・解説を掲載する翻刻読解研究書。

著者 楠 淳證
後藤 康夫
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 奈良仏教系
シリーズ 叢書 > 龍谷大学仏教文化研究叢書
出版年月日 2022/02/28
ISBN 9784831863935
判型・ページ数 A5・1484ページ
定価 本体20,000円+税
在庫 在庫あり
法相教学確立に大きく貢献した鎌倉時代の解脱房貞慶。論義研鑽を通じて仏道理論を構築すべく撰述された代表作『尋思別要』の論義テーマ七十余条のうち二十九条について翻刻・訓読・語註・解説を掲載する翻刻読解研究書。
序  辞
凡  例

第一部 総  論

第一章 法相教学の相承と展開
序 節 はじめに
第一節 中国における唯識仏教の展開
第二節 古代・中世法相教学相承史(一)――論義形成期の唯識学匠(奈良時代篇)――
第三節 法相宗における論義法会

第二章 貞慶撰『唯識論尋思鈔』の編述・諸本・構成
序 節 論義抄の成立
第一節 蔵俊撰『菩提院鈔』の撰述
第二節 『唯識論尋思鈔』の編述
第三節 『唯識論尋思鈔』の諸本
第四節 『唯識論尋思鈔』の構成

第二部 『唯識論尋思鈔』の翻刻読解研究
凡  例

第一章 種 姓 段(論第一巻)
第一節 大悲闡提
第二節 一乗五姓了不了義
第三節 証果廻心
第四節 摂論十義
第五節 楞伽声聞乗姓
第六節 定姓比量
第七節 無性比量
第八節 無余廻心

第二章 縁 起 段(論第一巻)
第一節 帯質通情
第二節 変似我法
第三節 定障伏断
第四節 若論顕理
第五節 安恵許五識有煩悩歟
第六節 西明意釈二障躰
第七節 又不知親証
第八節 無間解脱同断一障
第九節 仏所得法而皆得
第十節 一意識計
第十一節 有境無心

第三章 総標段・賢聖段(論第一巻)
第一節 由仮説我法
第二節 第九識躰(「安慧論師意可許因位無漏心有執耶」の問文含む)
第三節 軌在有法
第四節 二向不定
第五節 随信随法

第四章 教 体 段(論第一巻)
第一節 無性教体
第二節 護法教体
第三節 推功帰本
第四節 護法出世
第五節 清弁有境無心

編集後記
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