サブカル仏教学序説

著者 三浦 宏文
出版社 ノンブル社
ジャンル 入門・お経・実用 > 仏教入門、教養、法話
出版年月日 2022/04/27
ISBN 9784866440309
判型・ページ数 A5・169ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
仏教の新しい見方がここに誕生——娯楽映画、テレビドラマ、アニメ作品などのサブカルチャーに仏教、インド思想をあぶりだす全く新しい「サブカル仏教学」。

妖怪人間ベムは渡らずに渡らす菩薩だった?
刑事ドラマ『相棒』がバガヴァッド・ギーターの流れを汲み、『踊る大捜査線』の根底に共生運動と同質の行動原理を喝破する著者。
さらにブッダと弟子たちの物語をももクロの活躍にリンクさせ、『過保護のカホコ』さんに法華経の常不軽菩薩を重ねていく、これは正に仏教とサブカルチャーのクロスオーバー。
第1章 ドラマ『妖怪人間ベム』と菩薩思想─自らの夢を断念する哲学
 コラム① 映画『エイプリルフールズ』が示すつながりの存在論―縁起をめぐって
第2章 ドラマ『相棒』とインドの聖典『バガヴァッド・ギーター』の関係─義務を遂行せよ
第3章 ドラマ『踊る大捜査線』の主人公・青島の生き方と共生運動
 コラム② 町田くんとなーちゃん―慈悲
第4章 ももいろクローバーZ主演映画・舞台『幕が上がる』とブッダ入滅後の仏教─喪失から立ち上がっていくこと
終章 ドラマ『過保護のカホコ』と常不軽菩薩─存在の肯定
 コラム③ 『100日後に死ぬワニ』と生と死

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