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教化研究　第168号

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著者	教学研究所編
出版社	東本願寺出版
ジャンル	仏教関係雑誌
シリーズ	教化研究
出版年月日	2022/06/30
判型・ページ数	A5・213ページ
定価	本体1,500円＋税
在庫	在庫あり

この本の内容

特集　「利他」から考える

日本社会は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、未曾有の危機に直面することになった。
人と人との分断や格差・差別問題等が以前よりいっそう深まっている。
その状況下において今号の特集テーマは『「利他」から考える』
本号が、現代を生きる多くの人々において″「利他」から考える”一助となることを願っている。

巻頭言　利他の正意　楠　信生

特集にあたって

講義録　宗教の社会的関わりと利他主義　稲場　圭信

研究論文　真宗教学における「利他」再考　名和　達宣
研究論文　インド仏教における利他思想―大乗の源流をたずねて―　松下　俊英

梵響　　浄土真宗Ｌiveの課題とファンベース　竹川　英紀
　　　　「大谷大学ＴＡＴ」であり続けること　後藤　智道

座談会　「利他」を考える／「利他」から考える……伊藤亜紗、木越　康、亀谷　亨、名和達宣（司会）

研究ノート　明治・昭和戦前期大谷派教団の災害対応　御手洗　隆明
研究ノート　信仰と社会―近代日本の宗教教団における社会事業の歴史とその課題―　名畑　直日児

梵響　　病院ではたらく仏僧―チャプレンの現場から―　宮木リー啓輔
　　　　悲しみの奥にあるもの　篠　由希子

研究論文　近世における東本願寺周辺地域の被差別部落と真宗　松金　直美

研究ノート　江戸期における坂東本『教行信証』の活用（中）　藤原　智
研究余話　予定していた聞法　松林　至
　　　　　vulnerability（脆弱さ）と利他　中山　善雄

本の紹介・執筆者紹介・研究所雑記・編集後記