無外如大尼 生涯と伝承

中近世の女性と仏教

著者 中世日本研究所
モニカ・ベーテ
出版社 思文閣出版
ジャンル 日本仏教 > 禅宗系
出版年月日 2024/03/30
ISBN 9784784220793
判型・ページ数 B5・448ページ
定価 本体4,500円+税
在庫 在庫あり
女性と仏教の関係を考えるうえでもっとも重要な存在である無外如大尼(1223-1298)。円覚寺開山・無学祖元(1226-1286)の法を嗣いだ高僧であり、後世の尼僧たちに多大な影響を与え、今なお京都の尼門跡寺院がその法灯を継いでいる。
如大尼の生誕800年を記念して、日・米の研究者が謎多き無外如大尼の出自や人物像を明らかにし、女性史・仏教史の新たな研究成果として日本語・英語、完全バイリンガルで紹介する。
初掲載となる貴重な資料を多数オールカラーで収録。
第一章 無外如大と景愛寺(原田正俊)
 【史料一】理宝寄進状案/【史料二】如大譲状/【史料三】法衣相承次第/【史料四】東峯恵日尼置文/【史料五】春屋妙葩書状/【史料六】宝厳院主元宣書状/【史料七】仲方中正奉書/【史料八】仲方中正奉書/【史料九】比丘尼慈照譲状案/【史料十】正脈院子庭梵訓法衣預状
第二章 無外如大―当時を伝える言葉と物(モニカ・ベーテ)
第三章 無著―ひとりの女性としての存在(カレン・ゲーハート)
第四章 遠忌法要から見る如大尼鑽仰(パトリシア・フィスター)
第五章 無外如大伝の生成に関する基礎的考察(米田真理子)
第六章 無外如大―徳巌理豊による復興と再構築(モニカ・ベーテ/パトリシア・フィスター)
 【史料十一】景愛開山資寿願正脈剏建如大和尚伝/【史料十二】胡蝶の夢語/【史料十三】如大像真前壁面掛奉納額/【史料十四】松見寺記/【史料十五】如大禅師小伝
如大の人生を解きほぐす歓び(バーバラ・ルーシュ)

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