話題の本【書評】(2024年9月~) - 2025.03.04
世俗仏教の倫理と死の意味の哲学
現代を代表する仏教の著述家であり、活動家のスティーブン・バチェラーと、彼の「世俗仏教論」を本格的、批判的に紹介する初めての日本語の著作。「死の意味」をめぐる学術的な探究の書でもあり、現代世界の課題について、仏教と哲学の交差するところや、関連する学知から何を提言し、どんな可能性を見出せるのかといったテーマについても追究している。
第1章 西洋の仏教者と日本の哲学者が対話する(スティーブン・バチェラー×一ノ瀬正樹)
第2章 スティーブン・バチェラー論─世俗仏教の思想とその可能性(碧海寿広)
第3章 世俗仏教(スティーブン・バチェラー/嵩宣也〈訳〉)
第4章 苦の捉え方について(鈴木健太)
第5章 禁止から誓いへ(西本照真)
第6章 「死の意味」をめぐる一考察─私たちはいつも死んでいる(一ノ瀬正樹)
第7章 悲嘆の意味─喪失と共に生きる(中島聡美)
第2章 スティーブン・バチェラー論─世俗仏教の思想とその可能性(碧海寿広)
第3章 世俗仏教(スティーブン・バチェラー/嵩宣也〈訳〉)
第4章 苦の捉え方について(鈴木健太)
第5章 禁止から誓いへ(西本照真)
第6章 「死の意味」をめぐる一考察─私たちはいつも死んでいる(一ノ瀬正樹)
第7章 悲嘆の意味─喪失と共に生きる(中島聡美)