生きることの意味を問う哲学

森岡正博対談集

著者 森岡 正博
出版社 青土社
ジャンル 哲学・思想
出版年月日 2023/04/06
ISBN 9784791775415
判型・ページ数 4-6・220ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
「生まれてこないほうが良かった」と言われたとき、あなたは何を語ることができるだろうか。反出生主義はほんとうに自殺を導かないのか?加害者であることは引き受けられるのか?日本語で哲学することは可能か?対話によって開かれる哲学とはどういうものか?―気鋭の論者とともに、生きることの深淵を覗き込む。現代における重要テーマをめぐって重ねてきた言葉たちを結晶化した対談集。
第1章 生きることの意味を問う哲学×戸谷洋志(反出生主義とは何か;「生まれてこないほうが良かったのか」という問いの意味;生まれてくることは誰にとって良い/悪いのか;出生の肯定/否定を超えて―絶滅のまえに)
第2章 “血塗られた”場所からの言葉と思考×小松原織香(被害者と加害者―それぞれの生のリアリティ;赦しをめぐる(結論のない)問い
「単独者」としての加害者―石原吉郎を読む
学術と「私」のはざまで)
第3章 日本的なるものを超えた未来の哲学×山口尚(大森哲学との出会い;見透し線のその先;ロボットの意識とことだま論;自由意志と重ね描き

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