新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
日本仏教の社会倫理【岩波現代文庫 学術453】
正法を生きる
仏教には本来、社会倫理的な実践が大きな要素として備わっていた。
近代的な宗教観のもとで見落とされがちだった、そうした倫理性・社会性の側面が、現代社会の中で再び顕わになりつつある。
本書は、サッダルマ(正法)を世に現す生き方の系譜に着目しながら、日本仏教の実践思想を捉え直し、宗派主義の枠を超えた新しい日本仏教史像を提示する試みである。
近代的な宗教観のもとで見落とされがちだった、そうした倫理性・社会性の側面が、現代社会の中で再び顕わになりつつある。
本書は、サッダルマ(正法)を世に現す生き方の系譜に着目しながら、日本仏教の実践思想を捉え直し、宗派主義の枠を超えた新しい日本仏教史像を提示する試みである。
序章 日本仏教を捉え返す
第Ⅰ章 出家と在家――近代的な仏教理解を超えて
第Ⅱ章 仏教と国家――正法を具現する社会
第Ⅲ章 正法と慈悲――仏教倫理の基礎概念
第Ⅳ章 正法と末法――日本仏教の形成
第Ⅴ章 正法復興運動の系譜――中世から近世へ
第Ⅵ章 在家主義仏教と社会性の自覚――近代から現代へ
終章 東日本大震災と仏教の力
補章 近代日本仏教の社会倫理――伝統仏教教団を中心に
第Ⅰ章 出家と在家――近代的な仏教理解を超えて
第Ⅱ章 仏教と国家――正法を具現する社会
第Ⅲ章 正法と慈悲――仏教倫理の基礎概念
第Ⅳ章 正法と末法――日本仏教の形成
第Ⅴ章 正法復興運動の系譜――中世から近世へ
第Ⅵ章 在家主義仏教と社会性の自覚――近代から現代へ
終章 東日本大震災と仏教の力
補章 近代日本仏教の社会倫理――伝統仏教教団を中心に