民衆宗教論

宗教的主体化とは何か

著者 島薗 進
安丸 良夫
磯前 順一
出版社 東京大学出版会
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
出版年月日 2019/05/30
ISBN 9784130104135
判型・ページ数 A5・387ページ
定価 本体6,800円+税
在庫 在庫あり
1970年代から80年代、宗教学や歴史学において、金光教や大本教など民衆宗教の教祖・教団について活発な研究・議論が展開された。
日本近代において宗教的主体化がどのようにおこなわれ、いかなる社会的役割を果たしたのか。
現代的状況のなか、あらためて民衆宗教研究の意義を世に問う。
序章 オウム真理教事件,そして東日本大震災との遭遇(磯前順一)

第I部 謎めいた他者と宗教的主体化(磯前順一) 
 はじめに――金光教へ
 第1章 宗教的主体化と転移論的回心
 第2章 謎めいた他者と超越的主体

第II部 異端と全体性(安丸良夫)
 第1章 講演 日本思想史における宗教史研究の意義
 第2章 安丸良夫との対話 教学の「思想化」について

第III部 生神思想と孤独(島薗 進)
 第1章 生神思想論――新宗教による民俗〈宗教〉の止揚について
 第2章 金光教学と人間教祖論――金光教の発生序説
 第3章 金神・厄年・精霊(しょうりょう)――赤沢文治の宗教的孤独の生成
 第4章 宗教の近代化――赤沢文治と日柄方位信仰
 第5章 民俗宗教の構造的変動と新宗教――赤沢文治と石鎚講
 第6章 初期新宗教における普遍主義――習合宗教の流れの中で
 終章 民衆宗教発生論の現在(島薗 進)

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