話題の本【書評】(2024年9月~) - 2025.08.18
教養としての神道
生きのびる神々
「神道」研究の第一人者がその起源から解き明かす。
近代日本社会の精神文化形成に「神道」がいかに関わったか、現代に連なるテーマをその源流から仔細に論じる。
同時に、「国家」と直接結びついた明治以降の「神道」は「異形の形態」であったことを、宗教学の権威で、神道研究の第一人者が明らかにする。
NPO法人東京自由大学で行われたセミナーをもとに書籍化。
第1章 神道の起源を考える
第2章 神仏分離の前と後
第3章 伊勢神宮と八幡神
第2部 神道はどのように生きのびてきたか
第4章 天津神と国津神
第5章 神仏習合の広まり
第6章 中世から近世への転換
第3部 近世から近代の神道の興隆
第7章 江戸時代の神道興隆
第8章 国家神道の時代の神道
第9章 近現代の神道集団