新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
愛国と信仰の構造 【集英社新書0822A】
全体主義はよみがえるのか
国家神道、祖国礼拝、八紘一宇。愛国心と信仰心が暴走した果てに、戦前の日本がなだれこんでいった全体主義。その種がまかれた明治維新から第二次大戦まではおよそ75年だが、戦後75年が近づく現代日本も奇妙によく似た歴史の過程を歩んでいる。危機の時代になると、人々はなぜ国家と宗教に傾斜していくのか。戦前のような全体主義はよみがえるのか。気鋭の政治学者が宗教学の泰斗と徹底分析する対話本。
はじめに―中島岳志
第一章 戦前ナショナリズムはなぜ全体主義に向かったのか
第二章 親鸞主義者の愛国と言論弾圧
第三章 なぜ日蓮主義者が世界統一をめざしたのか
第四章 国家神道に呑み込まれた戦前の諸宗教
第五章 ユートピア主義がもたらす近代科学と社会の暴走
第六章 現代日本の政治空間と宗教ナショナリズム
第七章 愛国と信仰の暴走を回避するために
第八章 全体主義はよみがえるのか
おわりに―島薗 進
註・参考文献
第一章 戦前ナショナリズムはなぜ全体主義に向かったのか
第二章 親鸞主義者の愛国と言論弾圧
第三章 なぜ日蓮主義者が世界統一をめざしたのか
第四章 国家神道に呑み込まれた戦前の諸宗教
第五章 ユートピア主義がもたらす近代科学と社会の暴走
第六章 現代日本の政治空間と宗教ナショナリズム
第七章 愛国と信仰の暴走を回避するために
第八章 全体主義はよみがえるのか
おわりに―島薗 進
註・参考文献