重版情報(2020年4月~) - 2025.01.17
現代「神道」講座
寛容と共生のこころ
周知のように神道は明治維新から第二次世界大戦敗戦までの数十年間をのぞいて、自然信仰(アニミズム)や仏教と融合(習合)し、日本人にとっていわば根源的存在(血・肉・骨)となっている。それは習俗、儀礼、ならわしなどとして、合理的デジタル社会となった現在でも習慣的に行われているし、人気アニメの舞台として取り上げられた神社がいわゆる「聖地」と言われ、多くの若者を中心に絵馬の奉納を目的とする「巡礼」が流行し続けている。また環境問題が語られるとき必ずと言っていいほど「鎮守の森の思想」や「式年遷宮」といった神道に関することばが取り上げられている。本書は、気鋭の神道学者による幅広い視野から書き進められた一般向け教養書といえよう。
第一章 日本神話が伝える豊かな世界観――今を生きる私たちへのメッセージ
第二章 日々、神々を祀り、神を丁重に敬う――清く明るくより良く生きる
第三章 神道を暮らしに活かす――いま一度知りたい「神社の役割」
第四章 人々の暮らしと神社――いつも見守り安寧をもたらす
第五章 少子高齢化の進行と過疎化――地域の宗教施設が直面する課題
第六章 元気な子供の声が聞こえる鎮守の森――神社での「人間教育」
第七章 神前を守護するさまざまな「神使」――地域神社の由縁や人々の祈り
第八章 工匠の技で築く――「文化共存の姿」
第九章 感染症の厄難と神社――防疫を願う人の心に寄り添う
第十章 あらゆる場所に神を祀り安寧を願う――現代社会における鎮守の神
ほか
第二章 日々、神々を祀り、神を丁重に敬う――清く明るくより良く生きる
第三章 神道を暮らしに活かす――いま一度知りたい「神社の役割」
第四章 人々の暮らしと神社――いつも見守り安寧をもたらす
第五章 少子高齢化の進行と過疎化――地域の宗教施設が直面する課題
第六章 元気な子供の声が聞こえる鎮守の森――神社での「人間教育」
第七章 神前を守護するさまざまな「神使」――地域神社の由縁や人々の祈り
第八章 工匠の技で築く――「文化共存の姿」
第九章 感染症の厄難と神社――防疫を願う人の心に寄り添う
第十章 あらゆる場所に神を祀り安寧を願う――現代社会における鎮守の神
ほか