国家神道と天皇制

憲法・君主制・宗教

著者 島薗 進 編著
江藤 祥平
梅川 正美
矢野 秀武
小島 毅
原 武史
駒村 圭吾
松平 徳仁
出版社 東洋経済新報社
ジャンル 民俗・信仰
歴史・資料 > 資料
出版年月日 2025/11/11
ISBN 9784492224328
判型・ページ数 4-6・407ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
21世紀の世界に浮上した「宗教と戦争」という難題。
戦後80年の日本で伸長する「右派ポピュリズム」。
私たちは信教の自由と政教分離を本当に自覚してきただろうか。
タイ、イギリス、そして日本。世界の君主制と宗教の関係から、日本がかつて歩んだ戦争への道を繰り返さないために、その実像を解き明かす。
憲法学、政治学、宗教学、思想史など第一線の研究者が結集。

現代日本に、いまだ影響を及ぼす「国家神道」と、「天皇制」の論点とは。
戦後の平和憲法下で「信教の自由」「政教分離」が保障されながらも、しばしば神道儀礼の国家的意義が問われる天皇制を、君主制の歴史という視点から捉え返す。
日本近代のあり方を、イギリスやタイなどとの比較も交え、国際的な視野で読み解く。
序 章 近現代の君主制としての天皇制と国家神道(島薗進)
第1章 国家神道と物語論――憲法学の観点から(江藤祥平)
第2章 日本から見たイギリスの王権と宗教(梅川正美)
第3章 君主をめぐる政教関係 タイの事例から(矢野秀武)
第4章 近代の神道における儒教の影響(小島毅)
第5章 宮中祭祀から見た近現代の皇室(原武史)
第6章 天皇崇敬の広まりと軍の宗教性――尊皇の軍人・乃木希典が国家神道にもたらしたもの(島薗進)
第7章 国家神道と政教分離(駒村圭吾)
第8章 戦後立憲主義、東アジア王権と国家神道(松平徳仁)
付 章 鼎談「国家神道と政教分離」(島薗邁・駒村圭吾・松平徳仁)

SHOPPING ご注文

2,800円+税

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 文庫5周年特設サイト

  • 仏教書販売研究会

  • 歴史書懇話会

  • 浄土真宗の法話案内

  • bookcover

  • mokoroku

  • detabase

  • バーゲンブック

  • 仏教のすすめ

  • Kinoden

  • Maruzen eBook Library

  • 寺院コム