明治大帝の誕生

帝都の国家神道化

著者 島薗 進
出版社 春秋社
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2019/05/20
ISBN 9784393299517
判型・ページ数 4-6・244ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
1912年、人々の心をとらえた「神聖天皇」。
明治から大正にかわる100年ほど前、民衆の天皇崇敬が一気に高まり、その熱狂は国民の思想と言論の自由を徐々に奪っていく。
その歴史的一大転換点をマスコミ・知識人の言動からドラマチックに実証し描き出す。
プロローグ

第1章 明治天皇崩御と国家神道の新たな展開
第2章 明治聖徳論の展開と天皇崩御
第3章 明治天皇の大喪と乃木希典の殉死
第4章 乃木希典の殉死と軍旗の神聖化
第5章 「軍国美談」のスーパーヒーローの誕生
第6章 明治天皇の崩御と大衆参加による神聖化
第7章 国民の「熱誠」と明治神宮創建への動き
第8章 二重橋前平癒祈願と大衆の「熱誠」
第9章 群衆が育てた国家神道
第10章 石橋湛山が捉えた集合的沸騰の日本
第11章 天皇への「熱誠」の美化と桐生悠々の抵抗
第12章 知識人の神道観・天皇観の変容
第13章 皇室=神社の一体性と国家神道の新展開
第14章 天皇崇敬で高揚する群衆の系譜
第15章 日露戦争から戦後への群衆の昂揚
第16章 治安と言論統制による天皇神聖化
第17章 皇室を究極的な善とする治安体制
第18章 大逆事件と世論誘導
第19章 大逆事件がよびさました皇道論
第20章 国体論に基づく思想・言論の抑圧を批判する可能性
第21章 天皇崇敬秩序に服する「かのように」
第22章 知識人が国家神道を進んで担う時代
第23章 神聖天皇に近づいていく学者・著述家ら
第24章 宗教運動が神聖天皇崇敬を増幅する

エピローグ

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