神聖天皇のゆくえ

近代日本社会の基軸

著者 島薗 進
出版社 筑摩書房
ジャンル 歴史・資料 > 資料
出版年月日 2019/04/25
ISBN 9784480843197
判型・ページ数 4-6・288ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
なぜ天皇はかくも大きな存在になったのか。
宗教学の大家が、近代日本において天皇崇敬が促された経緯を辿り、神聖天皇が社会に浸透していく過程を読み解く。
第1章 神国日本から神聖天皇へ―古代の源泉と近代の構築
第2章 祭政教一致の明治―天皇崇拝が国家の柱になった
第3章 天皇の軍隊―国軍と靖国神社の創建
第4章 聖徳と慈恵―皇室に頼る福祉と天皇・皇后讃仰
第5章 群衆と治安と天皇崇敬
第6章 天皇崇敬による全体主義的動員への道程
第7章 象徴天皇と神聖天皇の相克

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