新聞掲載広告(2024年9月~) - 2025.08.22
日本史を宗教で読みなおす
総論――本書を貫く視点 佐藤雄基
第1部 日本宗教史の現在
1 縄文時代の精神文化 山田康弘
2 仏教伝来、神仏習合をどう捉えるか――日本古代宗教史研究の進展をふまえて 吉田一彦
3 鎌倉新仏教史観の破綻と教科書叙述 平雅行
4 キリスト教はなぜ禁じられたのか 岡美穂子
5 近世宗教史像の更新 上野大輔
6 「国家神道」再考――「国家神道」像と教科書記述 平山昇
第2部 社会科の中の宗教
1 分極化する現代世界――米国、欧州、イスラエルからみる政治と宗教 加藤喜之
2 世界史の中の宗教――『旧約聖書』とネストリウス派を例に 長谷川修一
3 公民教育と宗教――国際教育をもう一歩進めるために 藤原聖子
第3部 教室で語る宗教
1 教科書記述の変遷――『詳説日本史』における「仏教」記述について 奈須恵子
2 高校生のイスラム教への「偏見」をどう克服するか――歴史総合・世界史探究の試練 川島啓一
3 日本史探究で宗教を読み解く――中世の神仏習合を題材として 大西信行