大学・公共図書館の皆様へ 機関用電子書籍の御案内 - 2025.06.06
ふんどしニッポン【朝日新書864】
下着をめぐる魂の風俗史
男の急所を包む大事な布の話──明治になって服装は西欧化したのにズボンの中は古きニッポンのまま。西洋文明を大和心で咀嚼する和魂洋才は見えないところで深みを増し三島由紀夫に至った。『パンツが見える。』に続き、近代男子下着を多くの図版で明るみに出し、論考する。
まえがき
女はあとまわし
男が洋服に着がえる時
たたかう洋服
およぐ時は、またべつで
ジェンダーギャップの別局面
ベルリンに褌はかがやいて
華族の下半身
女人退散のいでたちに
褌の黄昏
褌かサルマタか
河をこえて
アメリカの影
戦争美術の可能性
上着と下着
下着の転換期
見上げれば、屋根屋の褌
神事では
国粋か造反か
女にも褌を
海のむこうでは
あとがき
女はあとまわし
男が洋服に着がえる時
たたかう洋服
およぐ時は、またべつで
ジェンダーギャップの別局面
ベルリンに褌はかがやいて
華族の下半身
女人退散のいでたちに
褌の黄昏
褌かサルマタか
河をこえて
アメリカの影
戦争美術の可能性
上着と下着
下着の転換期
見上げれば、屋根屋の褌
神事では
国粋か造反か
女にも褌を
海のむこうでは
あとがき