日本ファッションの150年 611

明治から現代まで

著者 平芳 裕子
出版社 吉川弘文館
ジャンル 美術
歴史・資料 > 歴史
シリーズ 歴史文化ライブラリー
出版年月日 2024/11/01
ISBN 9784642306119
判型・ページ数 4-6・266ページ
定価 本体1,900円+税
在庫 在庫あり
近代化が急がれた明治時代、西洋にならい洋服を取り入れた日本。
大正時代には背広が普及しモボ・モガが出現。昭和戦時期の国民服・モンペを経て、戦後、みゆき族や竹の子族、ボディコン、コギャルなどさまざまな流行が生まれた。
模倣から始まった日本のファッションは、どのようにして独自の文化に発展したのか。その軌跡をたどり未来を展望する。
現代ファッションの源流をたどる―明治前期~中期(一九世紀後半)
 西洋との対峙―軍服の移入
 近代化の象徴―理念としてのスーツ
 政治としての洋服―天皇と皇后の大礼服
 社交としての女性服―鹿鳴館とドレス
 健康のための髪型と洋服

西洋のファッション文化が流入する―明治後期〜昭和初期(一九〇〇〜三〇年代前半)
 百貨店の発展―流行と消費の創出
 銘仙の流行と都会的生活
 西洋ファッションにおける改革
 モダンガールと洋裁家たち―洋服を着る/作る
 服装改善運動と簡単服

「日本的なるもの」を追求する―戦中期(一九三〇年代後半〜四五年)
 戦争と衣服―流行と統制
 国民服―「新日本服」の考案
 婦人標準服の理念と挫折
 「白エプロン」、モンペ、防空服
 和服から洋服への転換

ファッションを日本へ適用する―戦後~昭和中期(一九四五〜六〇年代)
 占領下のアメリカンスタイルと「きもの」
 日本人のためのパリファッション
 化学繊維・下着・メディアの発達
 デザイナーとアパレルメーカーの登場
 流行の消費と若者のファッション

日本のファッションが世界と出会う―昭和後期以降(一九七〇〜二〇二〇年代初頭)
 若手デザイナーの成長と既製服ブランドの発展―一九七〇年代
 ファッションブランドの確立と大衆への浸透―一九八〇年代
 ストリートカルチャーの台頭―一九九〇年代
 二極化するファッション―二〇〇〇年代
 グローバル化とデジタル化―二〇一〇年代以降 

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