話題の本【書評】(2024年9月~) - 2026.09.11
朱子学再考 続
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朱子学は東アジアでどのように学ばれ、それぞれの地域に根づいていったのか。中国・朝鮮・ベトナム・日本の書院や教育、文化の交流をたどり、「勉強」「冠婚葬祭」など身近な言葉にも目を向け、その受容と展開を読み解く。
Ⅰ 朱子学と東アジア
東アジアの儒教と文化交渉――覚え書き
はじめに
一 儒教史の研究と儒教通史
二 「文化交渉」について
三 近世東アジアの儒教の諸相
おわりに――文化としての儒教
東アジアの書院について――研究の視角と展望
はじめに
一 なぜ書院をとり上げるのか
二 朱子学と教育
三 書院の位置づけ
四 研究の視角
おわりに
参考文献
東アジアにおける書院と私塾――中国・韓国・ベトナム・日本
はじめに
一 中国の場合
二 韓国の場合
三 日本の場合
四 日本の私塾の特色
おわりに
江戸初期における学塾の発展と中国・朝鮮――藤原惺窩、姜沆、松永尺五、堀杏庵、林羅山、林鵞峰らをめぐって
はじめに
一 藤原惺窩および姜沆
二 松永尺五、堀杏庵、徳川義直
三 林 羅山
四 林 鵞峰
小 結
「白鹿洞書院掲示」と日本の学規――近世から近代へ
はじめに
一 白鹿洞書院掲示とその反響
二 日本の関連著作について
三 日本の学規について――塩谷宕陰『列藩学制』および『学制彙集』
小 結
陰陽五行――その基本理論と宋代までの展開
はじめに
一 陰 陽
二 『易経』と陰陽
三 五 行
四 陰陽五行説の展開
おわりに──宋代における自然哲学の新展開
参考文献
Ⅱ 書 評
溝口雄三著『方法としての中国』――中国近代史像を捉え直す 今後の中国学に多くの材料を提供
溝口雄三・中嶋嶺雄編著『儒教ルネッサンスを考える』――文化伝統の「再発見」をめざす 儒教文化圏諸国の政治的・社会的多様性をあきらかに
甘懐真、常建華両氏の近作に寄せて――甘懐真著『唐代家廟礼制研究』・常建華著『宗族志』
蜂屋邦夫著『金元時代の道教──七真研究』
市来津由彦著『朱熹門人集団形成の研究』
辛賢著『漢易術数論研究──馬王堆から『太玄』まで』――術数理論と中国のパラダイム
劉岳兵教授の近代日本儒教研究──『中日近現代思想与儒学』および『日本近代儒学研究』、『明治儒学与近代日本』に寄せて
堀池信夫編『知のユーラシア』
松下道信著『宋金元道教内丹思想研究』
土田健次郎著『朱熹の思想体系』
Ⅲ 朱子学と日本
朱子学と日本語――洒落、一辺倒、稽古、勉強
はじめに
一 朱子学と日本の日常語――「洒落」「一辺倒」「稽古」
二 「勉強」の語の由来
「冠婚葬祭」の語源と朱子学
はじめに
一 冠婚葬祭の語について
二 日本における使用
小 結
日本朱子学者たちのすぐれた理解
はじめに
一 藤原惺窩
二 山崎闇斎
三 浅見絅斎
四 貝原益軒・堀 景山
五 室 鳩巣
六 中村惕斎
後 記
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