親鸞はどこにいるのか

教団の戦争責任を追及し、人を殺すなという仏教徒の原点を厳しく問う。異端といわれもなお親鸞一筋の道を歩み、絶筆となった書。

著者 信楽 峻麿
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2015/10/20
ISBN 9784831832818
判型・ページ数 4-6・108ページ
定価 本体1,200円+税
在庫 在庫あり
戦後七十年、改めて教団の戦争責任を追及し、「人を殺してはならない」という仏教徒の原点を厳しく問う。
異端といわれて、なお親鸞一筋の道を歩み、著者の絶筆となった書。
はじめに

第一章 本願寺には親鸞はいない

 一 鈴木大拙『日本的霊性』の主張

 二 鈴木大拙氏とアジア・太平洋戦争

 三 私の親鸞研究の原点



第二章 東西本願寺教団の戦時教学

 一 近代における東西本願寺の動向

 二 戦時教学の実態

  1 天皇権威への拝跪

  2 神道イデオロギーへの妥協

 三 戦時教学の責任を問う



第三章 親鸞におけるまことの真宗教義

 一 真宗教義の原点を探ねる

  1 阿弥陀仏とは誰か

  2 阿弥陀仏は私の心に宿っている

 二 真宗行道論

  1 聞名信心の道

  2 三業奉行の道

 三 真宗信心論

  1 信心とは「めざめ体験」

  2 信心とは人格主体の確立

  3 伝統教学の誤謬

   a 「たのむ」心としての真宗信心

   b 「甘え」の心情としての真宗信心

 四 真宗者の社会的実践論



あとがき

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