清沢満之と宗教哲学

近代日本の学問形成史小景

清沢満之の信念と思想は仏教と西洋哲学への深い造詣によって築かれた。従来の解釈を超え、ギリシャ哲学と学問論をも射程に入れた。

著者 箕浦 恵了
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
シリーズ 各シリーズ > 清沢満之
出版年月日 2013/09/10
ISBN 9784831856876
判型・ページ数 A5・194ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 品切れ・重版未定
日本宗教哲学の祖にして近代仏教のパイオニア、清沢満之。その信念と思想は仏教と西洋哲学への深い造詣によって築かれた。従来の解釈を超え、ギリシャ哲学と学問論をも射程に入れた初の研究。
はじめに
清沢満之と宗教哲学
 序論
 一 思想のリアリディーの問題
 二 日記について
 三 思想・言説と行為との一致 ソクラテスの場合
 四 啓蒙思想家としてのカントとその大学論
 六 大学の理念 人間の自律的理性を中心として
 七 プラトンにおける学問理念の形成 アカデーメイア学園の哲学研究
 八 近代日本における学問理念形成の試み 清沢満之の宗教哲学
思想のリアリティーを知るための日記論
 一 清沢満之の日記
 二 時代の断絶
ソクラテス的対話の宗教性
 一 理論的人間の典型としてのソクラテス
 二 対話篇についてのヤスパースの批判的評価とフリートレンダーの反論
 三 デルポイの神託と無知の知
 四 ソクラテス的対話の生成
世界で初めて無限を考えた人ミレトスのアナクシマンドロス
あとがき
編集後記

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