モンパ

インド・ブータン国境の民

インド北東部の辺境に暮らす少数民族モンパの世界を、衣装・宗教・儀礼・言語・観光などを通じ、細密かつ生き生きと描き出した力作。

著者 脇田 道子
出版社 法藏館
ジャンル 民俗・信仰
出版年月日 2019/03/20
ISBN 9784831862402
判型・ページ数 A5・619ページ
定価 本体6,000円+税
在庫 在庫あり
約15年にわたってモンパの人々の集団形成の様相や文化の変化を見つめてきた筆者が、インド北東部の国境地帯に住む少数民族の世界を初めてヴィヴィッドに、かつ学術的に伝える。

衣装・宗教・儀礼・言語・観光などを通じ、細密かつ生き生きと描き出した力作。
口絵
序章
 第一節 チベットとインドの狭間に生きるモンパ
 第二節 研究の視座
 第三節 現地での情報収集について
 第四節 本書の構成
第一章 国境地帯に暮らすということ
 第一節 アルナーチャル・プラデーシュ州の概況
 第二節 アルナーチャル・プラデーシュ州の歴史
 第三節 タワン県、西カメン県の歴史とモンパ
 第四節 モンパとは誰のことか
 第五節 仏教以外の信仰
 第六節 モンパの生業
第二章 民族表象としての衣服
 はじめに
 第一節 エスニック・シンボルとしての衣服
 第二節 モンパ女性の民族衣装
 第三節 新しく取り入れた民族衣装
 第四節 一枚布から貫頭衣という共通衣服へ
 第五節 腰当て布が表象するもの
 第六節 民族衣装の行方
第三章 伝統文化と現代――タワン県を中心に――
 はじめに
 第一節  チベット仏教文化の定着――タワン僧院のトルギャ祭とドンギュル祭――
 第二節 国境をまたぐ民俗儀礼の現在――ヤク・チャムの事例から――
 第三節 伝統工芸の行方――モクトウの紙漉きの事例から――
第四章  言語とアイデンティティ――ボーティ語教育とモン自治要求運動を事例として――
 はじめに
 第一節 北東インドとラダックにおける言語と自治地域要求運動の背景
 第二節 ボーティ文字・ボーティ語教育と第八附則要求
 第三節 文字の創造
 第四節 自治地域要求の目的と運動の経過
 第五節 大規模デモとさまざまな反応
第五章 シャングリ・ラへの挑戦――国境地帯のツーリズムの現状と課題――
 はじめに
 第一節 観光人類学の視座
 第二節 インドの辺境開発――ルック・イーストからアクト・イーストへ――
 第三節 観光の現状
 第四節 聖地とツーリズム
 第五節 政治とツーリズム
終章
参考文献
あとがき
索引

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