最古の世界地図を読む 【龍谷大学アジア仏教文化研究叢書16】

『混一疆理歴代国都之図』から見る陸と海

最新の技術でよみがえった現存最古の世界地図―龍谷大学蔵『混一疆理歴代国都之図』を詳細に分析し、当時の人々の世界認識に迫る。

著者 村岡 倫
濱下 武志
中村 和之
岡田 至弘
渡邊 久
出版社 法藏館
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
シリーズ 叢書 > 龍谷大学アジア仏教文化研究叢書
出版年月日 2020/02/28
ISBN 9784831863850
判型・ページ数 A5・298ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫あり
最新の技術でよみがえった現存最古の世界地図―龍谷大学蔵『混一疆理歴代国都之図』を詳細に分析。
当時の人々の世界認識に迫る。執筆=濱下武志・村岡倫・中村和之・岡田至弘・渡邊久。
はしがき[村岡 倫]

海洋が生んだ世界図――龍谷大学蔵『混一図』が示す海域像―  [濱下武志]

はじめに
一 『混一図』研究をめぐる諸課題
二 海洋から見た『混一図』
三 鄭和の大航海と海域世界
四 日本・琉球・東アジア海域をめぐる『混一図』の変化
五 琉球王国と東南アジア・日本・朝鮮・中国をつなぐ歴史文化情報
六 朝貢システムと海洋交易ネットワーク
七 東アジア・東南アジアにかけた朝貢体制の形成と琉球王朝『歴代宝案』
八 『混一図』と南洋――鄭和の西洋下りと琉球ネットワークの交錯
九 海洋文化と海神――海神媽祖と媽祖信仰圏
おわりに


モンゴル帝国時代の国境なき交流の道  [村岡 倫]

一 「龍谷図」の概略
二 日本はなぜ逆さまに描かれているのか
三 モンゴル高原と中国本土を結ぶ交通路の拠点「野馬川」
四 モンゴル高原と中央アジアを結ぶ交通路の拠点「稱海」
五 『混一図』に記されるモンゴル高原の地名と交通路
六 『混一図』に描かれた海岸線
七 仏教における世界認識の研究に向けて


『混一図』に描かれた北東アジア  [中村和之]

はじめに
一 『混一図』の北東アジア地域についての記載
二 『混一図』に見える女真と『日本図』の刀伊
三 モンゴル時代の黒龍江・宋瓦江と『混一図』
おわりに


『混一図』の保存のためのデジタル修復・複製  [岡田至弘]

一 はじめに
二「龍谷図」の現状および複製化
三 まとめ


「龍谷図」の彩色地名・歴代帝王国都および跋文  [渡邊 久]

一 『混一図』の彩色地名と歴代帝王国都
二 『混一図』の跋文について


執筆者一覧 

龍谷大学アジア仏教文化叢書16 刊行の辞  [楠 淳證]

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