世親の浄土論

無量寿経優婆提舎願生偈の試解

従来の宗学的見地から観た浄土論でなく、大乗仏教思想史の一部として取扱い、大乗仏教の発展した最終の姿であると論じる。

著者 山口 益
出版社 法藏館
ジャンル 哲学・思想 > 仏教哲学・思想
出版年月日 1966/03/20
ISBN 9784831873095
判型・ページ数 A5・238ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 品切れ・重版未定
従来の宗学的見地から観た浄土論でなく、大乗仏教思想史の一部として取扱っている。したがって浄土論は一宗派の教養上のものでなく、大乗仏教の発展した最終の姿であることが本論によってうけとられる。

一 世親の伝記及びその著作について
二 浄土論の題号
三 浄土論の本文形態について
四 論註劈頭の難行易行二道について
五 浄土論の帰敬偈と造論の意趣
 1 帰敬偈について
 2 帰敬偈の語の解釈
 3 願生についての論註の二番の問答について
  a 生の吟味
  b 往生の意味
 4 帰敬偈と五念門の初め三念門との配当
 5 瑜伽行派の諸論と五念門
 6 造論の意趣の偈の解釈
六 浄土の荘厳功徳について
 1 浄土の荘厳功徳の不可思議性について
 2 いわゆる十八円浄について
 3 三種の荘厳功徳成就について
  a 鏡智としての十七種荘厳功徳
  b 第一義諦妙境界相の意味
  c 十七種荘厳功徳の語句の十二について
  d 八種荘厳功徳成就について
  e 荘厳菩薩功徳成就
 4 いわゆる浄入願心章について
 5 略説入一法句故、及びその舌の文について
七 廻向門について
八 障菩提門、順菩提門、名義摂対及び、願事成就について
九 利行満足章について

無量寿経優波提舎願生偈の本分

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