漢語仏典における偈の研究

散文(長行)と韻文(偈頌)で構成されている漢語仏典。これまで研究されることが少なかった偈に関する初めての総合的な研究書。

著者 齊藤 隆信
出版社 法藏館
ジャンル 各地域仏教 > 中国・朝鮮
出版年月日 2013/11/11
ISBN 9784831873996
判型・ページ数 A5・724ページ
定価 本体15,000円+税
在庫 在庫あり
散文(長行)と韻文(偈頌)で構成されている漢語仏典。漢文に訳された経典の偈や、中国撰述経典(偽経)の偈には、中国の詩の絶対条件である押韻を供えているものが存在する。これまで研究されることが少なかった偈に関する初めての総合的な研究書。
●平成26年度 浄土宗学術賞 受賞
第一部 総論篇
第一章 研究序説
 第一節 本研究の梗概
 第二節 中華の韻文と漢語音韻学
 第三節 来華僧の漢語能力
第二章 漢語仏典における偈の形態論 中華の韻文との連動
第三章 有韻の偈と中国詩

第二部 各論篇
第一章 gathaの訳語とその変遷 絶・縛束・偈・伽陀
第二章 漢魏両晋南北朝期の有韻頌
第三章 支謙の訳経における偈の詩律
第四章 支謙の訳偈 五部経典における偈頌の訳者
第五章 竺法護訳『龍施菩薩起経』の有韻偈頌と漢訳者
第六章 西晋失訳『玉耶女経』の長行に説かれる韻文と女性徳育
第七章 鳩摩羅什の詩と『大智度論』における偈の韻律
第八章 白延訳『須頼経』の偈と覓歴の高声梵唄
第九章 中国撰述経典における偈とその韻律
第十章 敦煌本『七女観経』とその偈
第十一章 偈の律動によるテキスト校訂の可能性
第十二章 通押の許容とその要因
終章 本研究の総括・課題と展望

第三部 資料篇

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