話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
本願寺教団と中近世社会
序論[草野顕之]
一、本書の目的
二、本書の各論文
Ⅰ 戦国争乱と本願寺
上杉謙信と笠原本誓寺──真宗寺院という戦国大名の外交チャンネル──[工藤克洋]
はじめに
一、石田定賢・本庄宗緩連署状の真偽
二、石田定賢・本庄宗緩連署状の発給年次
三、謙信と本誓寺の接点
四、謙信にとっての本誓寺という外交チャンネル
五、本誓寺の外交功績の歴史的意義
おわりに
三河一向一揆後の本願寺門徒衆の動向[安藤 弥]
はじめに
一、永禄七年~天正十年中
(1)三河一向一揆の終結/(2)国外退去した坊主衆の動向/(3)石山合戦期とその後の動向
二、天正十年末~天正十三年
(1)天正十一年の赦免/(2)天正十二年の混乱/(3)「謀書」事件/(4)天正十三年三河七ヵ寺赦免・還住
むすびにかえて
本願寺と鉄砲[川端泰幸]
はじめに
一、鉄砲伝来と本願寺
二、一向一揆・信長と鉄砲
三、雑賀衆と鉄砲
四、玉薬(火薬)
おわりに
織豊期本願寺の起請文にみる神仏[山本春奈]
はじめに
一、石山合戦と本願寺の起請文
二、「如来聖人」
おわりに
Ⅱ 中近世移行期と本願寺
益田照従──本願寺と豊臣政権に仕えた家臣── [湊 悠介]
はじめに
一、出自について
二、本願寺家臣時代
三、本願寺・豊臣家両属時代
四、豊臣家家臣時代
五、誓願寺周辺での活動
おわりに
本行寺准如と北陸門徒[木越祐馨]
はじめに
一、本行寺関係史料と准如
二、本行寺創立の背景
三、坊主・門徒の混乱
(1)領主に対する負担/(2)什物の流出・流入
四、本行寺御印書の発給
おわりに
本願寺教如をめぐる女性門徒について[青木 馨]
はじめに
一、備後福山藩初代藩主 水野勝成母(A)
二、石川日向守家成母(B)
三、山形・最上義光室(C)
四、豊後佐伯藩初代 毛利高政母(D)
五、京都所司代初代 板倉勝重母(E)
六、本多佐渡守正信室(F)
七、酒井雅楽頭正親室(G)
おわりに
本願寺教如と織豊武士の茶の湯──慶長期豊臣家家臣団との関係を中心に──[山田哲也]
はじめに
一、教如の茶の湯──利休七哲との交流から──
(1)蒲生氏郷/(2)細川三斎(忠興)/(3)古田織部
二、豊臣家家臣と教如の茶会
おわりに
美濃地域の真宗寺院と織豊武士団──由緒書を中心に──[老泉 量]
はじめに
一、稲葉貞通と本願寺
二、寺院由緒にみる武家門徒
(1)稲葉氏と養教寺/(2)林氏と顕性寺/(3)森氏と妙願寺
三、美濃の真宗寺院と武家勢力
(1)高木一族と法泉寺/(2)堀秀政と河野門徒/(3)竹中重義と明泉寺
むすびにかえて
Ⅲ 近世本願寺の諸相
近世京都の都市開発からみる傾城町──隣りあう六条三筋町と東本願寺──[松尾奏子]
はじめに
一、六条三筋町の成立
二、東本願寺の成立
三、六条三筋町の繁栄
四、六条三筋町があった頃の東本願寺寺内町の様子
おわりに
近世地域真宗寺院の一齣──野崎専応寺を例に──[大畑博嗣]
はじめに
一、地域の真宗寺院としての専応寺
二、本願寺教団における専応寺
三、大和郡山藩主・柳沢家と専応寺
四、中山愛親と専応寺
むすびに
真宗寺院の由緒書にみる統一権力像[松金直美]
はじめに
一、法宝物の由来を語る略縁起
二、幕藩権力に対して正当性を明示する由緒書
三、戦国期から近世における三河国の寺社政策
四、『東泉坊旧記』にみる統一権力像
おわりに
親鸞伝の史実と伝承──親鸞伊勢参宮伝承をめぐって──[草野顕之]
はじめに
一、親鸞伊勢参宮伝承
二、『絵詞伝』『図絵』の種本
三、伊勢参宮伝承の始まり
四、真宗と神祇
むすびにかえて
あとがき
執筆者一覧
一、本書の目的
二、本書の各論文
Ⅰ 戦国争乱と本願寺
上杉謙信と笠原本誓寺──真宗寺院という戦国大名の外交チャンネル──[工藤克洋]
はじめに
一、石田定賢・本庄宗緩連署状の真偽
二、石田定賢・本庄宗緩連署状の発給年次
三、謙信と本誓寺の接点
四、謙信にとっての本誓寺という外交チャンネル
五、本誓寺の外交功績の歴史的意義
おわりに
三河一向一揆後の本願寺門徒衆の動向[安藤 弥]
はじめに
一、永禄七年~天正十年中
(1)三河一向一揆の終結/(2)国外退去した坊主衆の動向/(3)石山合戦期とその後の動向
二、天正十年末~天正十三年
(1)天正十一年の赦免/(2)天正十二年の混乱/(3)「謀書」事件/(4)天正十三年三河七ヵ寺赦免・還住
むすびにかえて
本願寺と鉄砲[川端泰幸]
はじめに
一、鉄砲伝来と本願寺
二、一向一揆・信長と鉄砲
三、雑賀衆と鉄砲
四、玉薬(火薬)
おわりに
織豊期本願寺の起請文にみる神仏[山本春奈]
はじめに
一、石山合戦と本願寺の起請文
二、「如来聖人」
おわりに
Ⅱ 中近世移行期と本願寺
益田照従──本願寺と豊臣政権に仕えた家臣── [湊 悠介]
はじめに
一、出自について
二、本願寺家臣時代
三、本願寺・豊臣家両属時代
四、豊臣家家臣時代
五、誓願寺周辺での活動
おわりに
本行寺准如と北陸門徒[木越祐馨]
はじめに
一、本行寺関係史料と准如
二、本行寺創立の背景
三、坊主・門徒の混乱
(1)領主に対する負担/(2)什物の流出・流入
四、本行寺御印書の発給
おわりに
本願寺教如をめぐる女性門徒について[青木 馨]
はじめに
一、備後福山藩初代藩主 水野勝成母(A)
二、石川日向守家成母(B)
三、山形・最上義光室(C)
四、豊後佐伯藩初代 毛利高政母(D)
五、京都所司代初代 板倉勝重母(E)
六、本多佐渡守正信室(F)
七、酒井雅楽頭正親室(G)
おわりに
本願寺教如と織豊武士の茶の湯──慶長期豊臣家家臣団との関係を中心に──[山田哲也]
はじめに
一、教如の茶の湯──利休七哲との交流から──
(1)蒲生氏郷/(2)細川三斎(忠興)/(3)古田織部
二、豊臣家家臣と教如の茶会
おわりに
美濃地域の真宗寺院と織豊武士団──由緒書を中心に──[老泉 量]
はじめに
一、稲葉貞通と本願寺
二、寺院由緒にみる武家門徒
(1)稲葉氏と養教寺/(2)林氏と顕性寺/(3)森氏と妙願寺
三、美濃の真宗寺院と武家勢力
(1)高木一族と法泉寺/(2)堀秀政と河野門徒/(3)竹中重義と明泉寺
むすびにかえて
Ⅲ 近世本願寺の諸相
近世京都の都市開発からみる傾城町──隣りあう六条三筋町と東本願寺──[松尾奏子]
はじめに
一、六条三筋町の成立
二、東本願寺の成立
三、六条三筋町の繁栄
四、六条三筋町があった頃の東本願寺寺内町の様子
おわりに
近世地域真宗寺院の一齣──野崎専応寺を例に──[大畑博嗣]
はじめに
一、地域の真宗寺院としての専応寺
二、本願寺教団における専応寺
三、大和郡山藩主・柳沢家と専応寺
四、中山愛親と専応寺
むすびに
真宗寺院の由緒書にみる統一権力像[松金直美]
はじめに
一、法宝物の由来を語る略縁起
二、幕藩権力に対して正当性を明示する由緒書
三、戦国期から近世における三河国の寺社政策
四、『東泉坊旧記』にみる統一権力像
おわりに
親鸞伝の史実と伝承──親鸞伊勢参宮伝承をめぐって──[草野顕之]
はじめに
一、親鸞伊勢参宮伝承
二、『絵詞伝』『図絵』の種本
三、伊勢参宮伝承の始まり
四、真宗と神祇
むすびにかえて
あとがき
執筆者一覧